GS200RC 光軸調整忘備録
センタリングスコープの向きは望遠鏡がこの角度で
準備として、25mmのM90延長筒をGSRCJM90と本体の間に取り付け。
延長筒がないと、GSRCJM90が主鏡の光軸調整ネジを隠してしまう為。
①タカハシのセンタリングスコープでこの位置になるように副鏡のネジを回し
副鏡を合わせる。
この時に接眼部傾き調整のGSRCJM90はニュートラルの位置に
ノギスで厚み16mmに成るように調整して固定。
ニュートン用レーザーで念のため、副鏡からの反射を確認し、
レーザーを回転させて、コリメーターセンタへの同心円上に回ればOK
②Howie Glatter レーザーコリメータで主鏡の傾きをおおよそ合わせる。
Holographic Attachmentを使用して、壁に投影しながら調整。
③人工星ジェネレーターで、星像を追い込む、主鏡の光軸調整ネジで調整。
内外像が綺麗な同心円になるまで、微調節。
④M90延長筒を外し、接眼部をGSRCJM90つけたまま鏡筒に取り付け
再び、人工星で確認。
変化が無ければ、完了
この時、もし変化があれば、GSRCJM90で接眼部傾きを調整。
今回はGSRCJM90を調整しなくても、大丈夫であった。
恐らく、クレイフォード接眼部の取り外しをしていないので、傾きに変化が
無かったと考える。
以上
かなり複雑でセンシティブな仕組みなので触り始めるとあちらを立てればこちらが立たず、、、みたいになりそうで怖いです。
きっとお作法とかがあるんだと思いますが、未知の世界です。
曇りや雨の日のメンテナンスっていうか、暇つぶしにはぴったりの作業です。
今回は、副鏡も外して洗浄、主鏡も洗浄ですから、主鏡のバッフルも外して、バラバラ状態からの一からの光軸修正でした。
このGS200RCはどの個体もセンターマークがずれているようで
センターマークを合わすと、光軸はきっちり合わせられませんでした。
笠井さんがあわせた位置が正確だった為、バラス前にセンターマークの位置を写真に撮影してたものを頼りに、副鏡のセンターを合わせ、主鏡の光軸を修正できました。
手順が決まるまでは、時間が掛かりましたが、一度決まると
恐らく次はばらしても、1時間くらいで光軸修正できそうです。
筒先オープンの鏡筒は、最低でも1シーズンに一度ミラー洗浄
の必要を感じますので、ここは、クリアしないと使えないと思います。
次はC8をと思いますが、副鏡にセンターマークも無いので
色々と工夫してあわせて見ようかと思ってます。
同じ RC-200の光軸調整でここ1ヶ月、ドツボにはまっています(迷宮のさらに奥でLost状態です)。
TK社「センタリングアイピース」、「センタリングスコープ」、KKの「レーザーコリメータ」、「人工星」はあります。
お話を読むとこれだけで十分調整できそうなのですが、「・・・皿まで」で、「Howie Glatter」+「同心円ホログラフ」も発注しました。
これでもう自己逃避はできなくなりました。何とかRC-200を使い(こなし)たいと考えております。
私は中年ではなく、もうリタイアした高齢者です。
今後ともご教示よろしくお願いいたします。
返信遅くなりました。
RCの光軸調整は慣れるまで、少し時間がかかりますね〜。
1番使えるアイテムはやはりタカハシのセンターリングスコープです。
先ず、これで副鏡センター合わせてからです。
副鏡のセンターマークは微妙にズレてますから、本来なら購入時のセンターマークを写真撮影しておくのが一番です。
元の位置がわからない時は、取り敢えず、センターマークに合わせてから、サークルレーザーで主鏡を合わせて、そこからは人口星か、実際の星で、追い込みます。
光軸調整が完了したら、センターリングスコープの写真撮影しておきましょう。
鏡の洗浄等で分解した時に、副鏡合わすのに
便利です。
ある程度、合わせると実際の星での追い込みが、少なく済みます。
後、ノーマルだと、接眼部の傾き調整が難しいので、接眼部調整ユニット無いなら、買った方が良いと思います。
頑張って下さいね。
>接眼部調整ユニット無いなら、買った方が良いと思います・・・
つまり、J90(GSRCJ90)でしょうか?
順番から行くと、J90を調整し接眼部を副鏡からの光軸を「センタリングアイピース」などにきちんと反射させるのだと思います。(たぶん)
ε-180EDの調整も まず副鏡から始まりますのでRCもこの順番で、接眼部→副鏡→主鏡となるのでは と考えています。
RCはいろいろ分からないことが多いです。今後ともご教示よろしくお願いいたします。