今回はメインの撮影機材の紹介です。
撮影カメラはリコーGXRS10です。
ISOを上げ過ぎて、ノイズの多い画像です。(汗)
メインの赤道儀ビクセンのSXPです。
SXシリーズの最高峰で、PはプロフェッショナルのPだそうですが
まあ、プロフェッショナルというのは言い過ぎです。(笑)
それでも、1278ミリの長焦点を10分程度のガイド撮影だと、ガイドも乱れることが
少なく、優秀な赤道儀です。
弱点は風に弱いですね。(笑)
この装備で、赤道儀の同架重量は13キロ程度です。
赤道儀本体が約11キロ、バランスウエイトが1.9キロ+2.8キロ+3.7キロ
三脚が5.5キロ、ハーフピラーが2キロ
大体40キロくらいの重量です。
太いほうの鏡筒がVC-200L、口径200ミリ焦点距離1800ミリF9
今回は専用レデューサーで1278ミリF6.4で使用しています。
短い方がタカハシのFS-60Qフローライト2枚玉アポクロマートです。
ガイド鏡として使用していますが、口径60ミリの望遠鏡としてはとても良く見えます。
ガイド鏡としては、重いのとそれほどの性能は必要ないのですが、日食観測も考慮した
マルチ望遠鏡です。
先ほどのガイド鏡にはワテックの902H2というモノクロCCDカメラが付けてあります。
これで星をキャッチして、赤道儀の機械的なエラーを(ピリオデックモーションや極軸セッティングの
微細なずれによる星の流れ)コントロールします。
まあ、星を点に写すための装置です。
望遠鏡のコントローラー、スターブックテンです。
このコントローラが、目的の天体を自動導入します。
導入速度は1000倍速
先ほどのCCDカメラの信号をアドバンスユニットというパーツに繋ぐと
これだけでオートガイドしてくれます。
撮影鏡のVC-200Lの接眼部には、電動フォーカス化してます。
これで、微妙な調整を望遠鏡に触れずに調整できます。
接眼部に付いているカメラは、Canon 60DのIRフィルター改造ボディです。
赤外領域のHαの透過がノーマルに比べて数倍透過するので、赤い散光星雲が
よく写ります。
これに、光害カットフィルターを付けて撮影すると、それほど暗くない空でも
かなり淡い星雲まで、撮影できます。
比較対象物が無いと望遠鏡の大きさがわかりにくいですね。
車と比較すると、それなりの大きさだということがわかります。
移動観測としての望遠鏡としては、まだまだ大きいものもありますが
そこそこ手軽で、そこそこ撮れるサイズはこのくらいのサイズがバランス
良いと思っています。