人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

天文中年の部屋2

tenmontyu2.exblog.jp

昆虫や野鳥や天体写真

メイン赤道儀のSXPは現在、撮影鏡がVixen VC-200Lに
タカハシFS-60Q+フリップミラー+ワテック902H2+アドバンスユニットで並列式

ガイドシステムとしては結構重量ありますが、目下のところこのシステムで
VC-200L+レデューサーで1278mmF6.4で比較的安定したガイドが
出来てます。
問題はサブ赤道儀のGPD2の方ですが、こいつは元々耐架重量も10キロと
低くく、出来るだけ同架重量を抑えたほうが良いので、ガイドシステムのてこ入れ
をしてみました。

ガイドシステムの軽量化_d0251387_2334949.jpg


コーワ LM100JC 100mmF2.8
QHY5LⅡ
K-ASTEC 天文用アルカスイス規格プレート DP38-110
K-ASTEC 天文用アルカスイス規格クランプ DS38

ガイドシステムの軽量化_d0251387_2374613.jpg


と従来のGPD2用に使用していた、ペンシルボーグを流用して
QHY5LⅡ
K-ASTEC 天文用アルカスイス規格プレート DP38-110
K-ASTEC 天文用アルカスイス規格クランプ DS38

ペンシルボーグは長いのでK-ASTEC トッププレート TTP125を
組み合わせてアセンブリしました。

従来はペンシルボーグの並列式なんていうような、ちょっとナンセンスなシステムでしたが
これで、軽量な親子亀式として、ガイドの歩留まりと見た目のスマートさを狙ってみました。(笑)

梅雨真っ只中で、テストもままなりませんが、コーワ LM100JC中々良さそうです。
ケーアステックによれば、75mmのガイド鏡とQHY5LⅡで1000ミリ程度ガイド
も可能とブログの記事に掲載されていることもあり、今後、手持ちのED103sや
SKY90をGPD2でガイドするときのメインガイド鏡はこのレンズになりそうです。

ちなみに、写真は無いですが、SKY90の鏡筒バンドにも加工して
K-ASTEC 天文用アルカスイス規格クランプ DS38を取り付け済みです。

実際の撮影してから、また報告したいと思っています。
# by tenmontyu2 | 2014-06-06 23:24 | 天体写真 | Comments(2)
神野山の空だと無謀なアンタレス付近にチャレンジしてみました。

アンタレス付近_d0251387_22364494.jpg


ってやっぱり無謀でしたね。(笑)
まあ、雰囲気だけでもってことで、お許しあれm(_ _)m

シグマAPO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM
Vixen GPD2+ガイド鏡 ペンシルボーグ+QHY5LⅡ
PHDガイディングによる オートガイド
Nikon D3200新改造

ISO 800 F2.8 60s×16コマ 合計16分露出
ステライメージ7でコンポジット
# by tenmontyu2 | 2014-06-04 22:38 | 天体写真 | Comments(0)
今日は透明度が悪かったので、シーイングは期待できるかなぁと
思って土星撮影しました。

29日の土星_d0251387_232712.jpg


スカイウォッチャーBKMAK127SP 12.7センチF12マクストフカセグレン
+ビクセン2倍バローレンズ
赤道儀Vixen GPD2+DD-3
QHY5LⅡカラー

シャッター速度30ms 230秒録画から2400フレームをスタッキング
# by tenmontyu2 | 2014-05-29 23:28 | 天体写真 | Comments(2)
随分土星が観察しやすいシーズンになってきましたね。
夜10時ごろでも十分撮影できる高度になってきました。


5/28の土星_d0251387_2256736.jpg


Vixen GPD2 DD-3
CELESTRON C8+Vixen 2倍バローレンズ+QHY5LⅡカラー
2280枚をレジスタックス6.1でスタッキング処理+ウエーブレット処理

シーイングは前回の方が少し良かったですね。
今一歩の解像力が欲しいところですね。(汗)
# by tenmontyu2 | 2014-05-28 23:01 | 天体写真 | Comments(0)
普段、昆虫撮影用にメインで使っている180mmF2.8のマクロレンズを
天体用に使ってみました。

このレンズマクロレンズの中でもとりわけシャープです。
同じ焦点距離のタムロン180mmF3.5やシグマの旧180mmF3.5
も使用してますが、比較するとやはり新しいシグマの180mmF2.8が
ダントツの解像度です。
前の2つのレンズはSDレンズを前玉に使用していますが
このレンズはフローライトを3枚使用して、色収差を徹底的に排除した
モデルです。
前置きが長くなりましたがでは、その実力は如何に。

五月新月前の遠征 短焦点編_d0251387_194770.jpg



網状星雲

シグマAPO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM
Vixen GPD2+ガイド鏡 ペンシルボーグ+QHY5LⅡ
PHDガイディングによる オートガイド
Nikon D3200新改造

ISO 800 F2.8 120s×7コマ 合計14分露出
ステライメージ7でコンポジット

残念ながら、F2.8の明るさだと神野山の空だと、2分以上の露出は無理です。
光害カットフィルターを付ければもう少しコントラストを上げれますが
ちなみに、フィルター径は86mm、ニコンのボディにはフィルターをボディに入れれません。(汗)
星像の方はきわめてシャープでAPS-Cサイズなら周辺まで、綺麗な点像で
FSQバリです。
ハロも殆ど目立たず良い感じですが、網状にはちょっと焦点距離が短いですね。

五月新月前の遠征 短焦点編_d0251387_19103224.jpg


NGC7000 北アメリカ星雲とペリカン星雲

シグマAPO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM
Vixen GPD2+ガイド鏡 ペンシルボーグ+QHY5LⅡ
PHDガイディングによる オートガイド
Nikon D3200新改造

ISO 800 F2.8 120s×16コマ 合計32分露出
ステライメージ7でコンポジット

今回のメイン対象だったのですが、GPD2は自動導入ありませんし、適当に入れたら
こんな構図になってしまいました。
若干トリミングしてます。
星雲をあぶりだす為に、かなり強引な画像処理をしたので、ザラザラ感があります
これも、光害カットフィルター付きで撮りたいですね。
って云うか、光害カットフィルターの要らないくらい空で、、、

五月新月前の遠征 短焦点編_d0251387_19435582.jpg


おとめ座銀河団 マルカリアンチェーンの付近

シグマAPO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM
Vixen GPD2+ガイド鏡 ペンシルボーグ+QHY5LⅡ
PHDガイディングによる オートガイド
Nikon D3200新改造

ISO 800 F2.8 120s×8コマ 合計16分露出
ステライメージ7でコンポジット

春の銀河団も撮ってみました。
適当におとめ座のマルカリアンチェーンのあたりが入れば良いなって感じで
後で見たら、上の隅に入ってました。(笑)

この辺は系外銀河の宝庫で、写真の中には、マルカリアンチェーン以外の銀河も
沢山写ってます。

五月新月前の遠征 短焦点編_d0251387_19225079.jpg


M8-20 いて座の散光星雲付近

シグマAPO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM
Vixen GPD2+ガイド鏡 ペンシルボーグ+QHY5LⅡ
PHDガイディングによる オートガイド
Nikon D3200新改造

ISO 800 F2.8 60s×16コマ 合計16分露出
ステライメージ7でコンポジット

今回初めて180ミリのマクロレンズを使用しましたが、
この辺の焦点距離だと、構図が重要だと思いますね。
結構そういう意味では、難しい焦点距離のような気がしました。
私的にはやっぱり300ミリ以上が使い慣れてるという感じですが
また、このレンズでチャレンジしたい対象があるのでその時まで
ってことにします。(笑)
# by tenmontyu2 | 2014-05-25 19:39 | 天体写真 | Comments(0)

by tenmontyu2