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天文中年の部屋2

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昆虫や野鳥や天体写真

AXD自宅テスト2

AXD自宅テスト2は、親子亀方式で、笠井の屈折用レデューサー0.8と
アストロテックの屈折用フラットナーのテストです。

AXD自宅テスト2_d0251387_20104569.jpg

まあ、自宅ですから写りは別にして、このレデュサーとGS200RCの相性
つまりは、周辺星像四隅の程度を知る為に行いました。
GS200RC+笠井の屈折用レデューサー0.8
Vixen AXD+アドバンスユニット
miniBORG50+2.4倍cマウントバロー+Watec910HX
centralDS 60D-FM+LPS-D1

ISO1600 60s×8コマ


結果は、かなり良好ですね。
前回の笠井0.6倍レデューサーは周辺減光と周辺像は変形しましたが
四隅はほぼ均一で、ほぼ丸い星像をキープしてます。
ガイドの方も親子亀式で、追尾も問題ないですから、今後GS200RCの撮影は
オフアキから親子亀に変更する予定です。

ちなみに、焦点距離は1280mmF6.4とオフアキ用の笠井RC用レデューサーよりも少し暗くなりますが
周辺星像の良さにはかえられません。

AXD自宅テスト2_d0251387_20213457.jpg



GS200RC+アストロテック屈折用フラットナー
Vixen AXD+アドバンスユニット
miniBORG50+2.4倍cマウントバロー+Watec910HX
centralDS 60D-FM+LPS-D1

ISO1600 60s×4コマ

こちらも、は1600mmF8でフラットナーですから、焦点距離は変化無い元々の長さ明るさで
周辺像を修正する目的ですが、見事にこちらもマッチイングが良いですね。
露出が短くM27の写りは淡いですが、周辺像は四隅でほぼ均一です。

撮影後スケアリングを見ましたが若干狂ってましたが、この程度の四隅の星像と言うことは
今まで使用していた、笠井のRC用レデューサーに偏芯があるのではないかという疑いすら
感じます。
まあ、笠井のRC用レデューサーを疑う前に、セレストロンのオフアキの精度も微妙かもと思いますが
この辺は、一度笠井のRC用レデューサーをオフアキ無しで撮影してみないとどちらに原因があるか
判断できないところです。

とりあえず、RCの撮影は親子亀に決定ですね。
残る長焦点はEdgeHD800ですが、これは頑丈な親子亀形成の手段を検討中で
今月中には完成させる予定です。
とりあえず1600mmの親子亀ガイドが上手く行ったので、2000mmなら親子亀でいけるのでは
と楽観視してますが、この辺は鏡筒の強度とかでたわみが発生しないことが前提ですから
ガイド鏡は極力軽く、極力長い焦点距離が理想ですね。
その意味ではminiBORG50はファインダー並みの重量にBORGの31.7直進ヘリコイド
ケーアステックの鏡筒バンド、DS45+DS38組み合わせの取りつけ構造と鏡筒上部アリ型にがっちり固定してますので、ガイド鏡が軽い分カーボン鏡筒のGS200RCでもたわみ発生が抑えられているのかも
と思っています。

これが上手く行けば
2032mm 1600mm 1422mm 1280mm
F10 F8 F7 F6.4

と意味無いくらい4種類の焦点距離がチョイスできますね。(笑)
まあ、よく使うところは2032mmと1280mmと思いますが(笑)
by tenmontyu2 | 2015-11-12 20:37 | 天体写真 | Comments(2)
Commented by はーろっく at 2015-11-14 11:18 x
オフアキやめて、親子亀方式にされるんですか?
こちらの方がいいのでしょうかね。私も今親子亀でやっていますが、短焦点なのでいけていると思っていました。長焦点でも親子亀でいけるんですね、でも赤道儀の精度が問題ですよね。
Commented by tenmontyu2 at 2015-11-15 05:41
セレストロンのオフアキだと、補正レンズが笠井RC用レデューサーしか使えないので、1600mm程度なら軽量ガイド鏡で親子亀が良いように思います。
この場合は赤道儀の精度より強度が重要なのではと思っています。
はーろっくさんの場合EM-400で親子亀だとガイド鏡が軽ければ
鏡筒のたわみも無くガイドが成功すると思うのですが。

ちなみに、私のガイド鏡システムは
miniBORG50+ビクセン2.4倍Cマウントバローで

250mm×2.4倍=600mm
600×5倍(Watec910HX)=3000mm

相当です。


by tenmontyu2