FSQ106ED VS SKY90 検証編
この2本の鏡筒の性能比較を検証してみました。
っていうか、FSQ106EDがSKY90に負けるはずは無いのですが、SKY90は天文ファンに言わせると
タカハシの駄作みたいな事を言う方もいらっしゃるので、SKY90がどの程度の物か比較してみました。
ASTRO60D (IR+冷却改造EOS60D)
Vixen SXP赤道儀
ボーグ50+910HX
アドバンスユニットによるオートガイド
LPS-D1
ISO 3200 300s×20コマ 総露出時間 1時間40分
ステライメージ7によるコンポジット加算平均+画像処理
Nikon NX2による画像処理
60D-FM (IR改造EOS60D)
LSR-N 光害カットフィルター
Vixen GPD2赤道儀+K-ASTEC MTS-3
コーワ100mmF2.8+QHY5LⅡ-Mono
PHDガイディングによるオートガイド
ISO 3200 300s×20コマ 総露出時間 1時間40分
ステライメージ7によるコンポジット加算平均+画像処理
Nikon NX2による画像処理
さて、この2枚を比べてみて如何でしょうか
1600ピクセルのリサイズ画像ですか、このサイズだと
データーを見ないとどちらがFSQ106EDで、どちらがSKY90か解らないのではないかと思えるくらい
SKY90は健闘していると思いません?
世に言うほどSKY90は悪くないですね。
中心部だと差が殆ど無いですね。
ピクセル等倍画像は、コンポジット無しの一枚物です
流石に差は明らかになりました。
まあ、A4プリントでは解らないレベルで、A3プリントだとちょっと気が付く
程度でしょう。まあ、ピクセル等倍鑑賞は普通しませんから。
あと、FSQ106EDの優位性はそのF値の明るさでしょうか。
F3.6という望遠レンズ並みの明るさで、この周辺収差はやはり流石です。
結論は、SKY90が悪いのではなく、FSQ106EDが良すぎるのです。
SKY90は重量が4kgに満たない軽量な鏡筒が良い所で、私のサブ赤道儀の
GPD2+MTS-3でストレス無く余裕で搭載できることでしょう。
小型赤道儀に載るこの鏡筒はFSQ106EDよりは画質も明るさも劣りますが
その軽量さから使い勝手のよい鏡筒だと思っています。