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天文中年の部屋2

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昆虫や野鳥や天体写真

CD-1 1軸オートガイドの検証

昨日は晴れたので、CD-1のオートガイドを試してみました。

CD-1 1軸オートガイドの検証_d0251387_22584638.jpg


撮影風景です。

このときはスバルを撮影中です。
良く見るとカメラの先にスバルが写ってますね。

CD-1 1軸オートガイドの検証_d0251387_23272277.jpg


拡大すると良くわかりますね。

GXR S10 F2.5 15s ISO100

スバルは自宅マンションからでも低空でも何とか見えます。

CD-1 1軸オートガイドの検証_d0251387_2332077.jpg


D3200 IR改造 ISO100 180s
Nikon DX85mmF3.5マイクロ F5.6

開放絞りだと3分露出できない空なので、F5.6まで絞って撮影です。
このシステムで85ミリ3分は問題なさそうです。

CD-1 1軸オートガイドの検証_d0251387_2373022.jpg


二重星団を撮影したのですが、ここの空だと、カメラのファインダーでは全く見えません。
適当にレンズを向けると隅に写ってました。(汗)

D3200 IR改造 ISO100 F8 150s
タムロン180mmF3.5マクロ
180ミリマクロレンズは私にとっては昆虫撮影の標準レンズで3本持っていますが
その中で一番軽いタムロンを使って見ました。

結果は150秒でも若干流れてますね。(汗)

CD-1 1軸オートガイドの検証_d0251387_23123916.jpg


PHDガイディングのグラフはそこそこの追尾が出来ているようですが
左のガイド星の位置を見ると、6分くらいで、極軸のズレがわかる程度まで赤緯方向にずれています。
極軸望遠鏡が、時角計算タイプではなくカシオペアと北斗七星の大体の位置を目算であわすという
きわめていい加減なスケールパターンなので極軸据付精度が低い為と思います。
勿論、標準の素どうしの穴に北極星を入れるよりましなのでしょうけれど。
オートガイドしないと50ミリくらいまでのレンズなら問題なさそうですが、とりあえず
CD-1のユニット自体の剛性はそこそこ高いし、耐架重量は5kgあるので、180mmの望遠レンズで
3分くらいのガイド撮影はできるようにしたいと考えてます。
by tenmontyu2 | 2014-10-16 23:21 | 天体写真 | Comments(2)
Commented by sassan at 2014-12-28 20:31 x
初めまして。CD1による自動ガイドという事で訪問させて頂きました。
ST4によるガイドを行うためのアダプター等システムをご紹介頂けますか。

ところで最近は、PHD2によるドリフト法で極軸を合わせる記事が色々なブログで紹介されています。このシステムでは案外便利かも知れませんね。
Commented by tenmontyu2 at 2014-12-30 22:12
sassanさん、はじめまして、ブログ訪問ありがとうございます。
CD-1は元々ビクセンのモーターユニットMT-1を利用してますので、ビクセンのモーターコントローラーはそのまま使用できます。
DD-3コントローラーだと、標準でST-4互換のオートガイド端子が装備されているので、オートガイドがそのまま出来ます。オートガイドはPHDガイディングでDEC制御OFFで
1軸オートガイドとして使いました。

by tenmontyu2